このプロジェクトの概要
- 3,000 DOMO またはクレジットカード(日本円)で「おおかみこどもの森づくり」を支援
- 富山県上市町・ふるさと剱親自然公園に適した在来の苗を植樹し、森をつくる
- 上市町役場、株式会社グリーンエルムとヤマップが連携
企業・団体様からの協賛支援
北日本放送株式会社様 協賛金5万円
※協賛金は、支援総額に含まれます。
活動報告
ご支援のお礼と、細田監督が参加された記念植樹イベントのご報告について
2022.8.18
第1回 おおかみこどもの森づくり植樹祭開催のご報告
2023.6.19
第1回 おおかみこどもの森づくり植樹祭|YouTube
2023.6.20
おおかみこどもの森づくり講座 & ワークショップのご報告
202312.13
映画『おおかみこどもの雨と雪』の、森づくりプロジェクト始動。
名峰・剱岳(標高2,999m)を筆頭に、今も昔も、訪れる人の心を魅了してやまない、北アルプス・立山連峰。
その麓に位置する富山県上市町の東部には、国内では数少ない氷河や、多様な動植物が生息する剱岳山麓が広がっています。
また、古くから根付いてきた山岳信仰・修験道に関連する「大岩山日石寺」(*)や、「穴の谷(あなんたん)の霊水」(名水百選)など、上市町は豊かな自然と独自の歴史、文化を育んできました。
* 約1,300年前に創建された「大岩山日石寺(おおいわさんにっせきじ)」は、山岳信仰や修験道と結びついた真言密宗の大本山。国の史跡と重要文化財の二重指定を受けている磨崖仏(まがいぶつ)などがあり、人々の祈りの場、修行の場とされてきました。
上市町は、2012年に公開され、世界的な注目を浴びた細田守監督のアニメーション映画『おおかみこどもの雨と雪』が描かれた舞台のモデルとしても知られています。
本作品は、「母と子」をテーマにした作品。「おおかみおとこ」と、人間(花)との間に生まれた「おおかみこども」の雨と雪が、自然豊かな田舎町でさまざまな人や獣と出会い、「自分の生きる道」を見つけ出すまでを描く物語です。
作品の中で、雨と雪が直面する葛藤「人間として生きるか、おおかみとして生きるか」は、「自分の人生をどう生きるのか」ということを、改めて私たちに問いかけてくれます。
“人生の様々な局面において、どのような選択をするのか。”
作品公開から10年(*)という月日が経った今でも、『おおかみこどもの雨と雪』は、私たちに大事なテーマを問い続けてくれます。
その一つが、「私たちは自然とどのように共生すればよいのか」ということ。
その問いを考えるきっかけとして、作品の舞台である上市町に「雨と雪と花が一緒に過ごせるような」森、多種多様な動植物が息づく豊かな森をつくれないだろうか。そして、アニメのファンや自然を愛する人々が、作品や上市町と長い時間軸で関わり続けられるための場所になったとしたら...。そんな想いから、本プロジェクトは始動しました。
「おおかみこどもの森づくり」を、自然を大切に思う私たちの手で支援し、育て、成長する姿を見守っていきたい。
これが、本プロジェクトの目的です。
* 今年で10周年を迎える本作品は、「ふるさと上市ものがたり」として、2022年7月23日 ~ 9月4日の期間、上市町内でさまざまなイベントが開催されてます。(おおかみこどもの森づくりは、2023年5月頃に植樹イベントを実施予定。)
≫ おおかみこども10周年イベント「ふるさと上市ものがたり」
『おおかみこどもの雨と雪』の概要とあらすじ
『おおかみこどもの雨と雪』(*)は『時をかける少女』『サマーウォーズ』などの制作を手がけたスタジオ地図 細田守監督の長編オリジナルアニメーション映画。
主人公である19歳の女子大学生・花と「おおかみおとこ」との出会いから、恋愛、結婚、出産、子育て、そして2人の間に生まれた「おおかみこども」の雨と雪の成長と自立までの13年間を描く物語です。
* 第30回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞等、国内外多数の賞を受賞。
雨と雪は、成長するにつれ、「人間として生きるか、おおかみとして生きるか」という大きな岐路に立つことになります。
姉の雪は、「おおかみ」であることを隠し、普通の女の子として生きようと決意します。
一方、弟の雨は、「おおかみ」の血に目覚め、人間が知っている世界とはまったく違う「自然」への興味にかられ、たくましく成長していきます。
それぞれの道を歩み始める雨と雪。
母である花は雨と雪の成長に喜びを感じながらも、自分の手を離れていく姿に不安を感じます。そして、2人の成長をどのように見守るべきか、大きな決断を迫られます。